- せどりを始める際にメルカリとAmazon、どっちを使った方がいいのかわからない
- メルカリとAmazon、どっちの方が売れるのか知りたい
これからせどりを始めようと考えている方の中には、メルカリとAmazonのどちらを使うべきか迷っている方も多いと思います。
わたしもせどりを始める際、どちらを使うべきか迷いました。
先に結論をお伝えすると、メルカリからスタートし、収入と商品数が増加したタイミングでAmazonを使うことをおすすめします。
わたしは、せどりを約4年間経験し、月収10万円を達成しました。
その経験を元に、メルカリかAmazonどちらを使用すればいいのか解説します。
- メルカリとAmazon、どちらがあなたに合った販売方法なのかがわかり、せどりを安心して始められる。
- Amazonとメルカリ、どちらが売れやすいのかがわかる
- Amazonとメルカリのメリット・デメリットがわかる
Amazonとメルカリのメリット・デメリットを理解し、あなたに合ったプラットフォームでせどりを始めましょう。
せどり初心者はAmazonとメルカリどっちがおすすめ?
わたしはメルカリではなく、Amazonから販売を始めて失敗しました。
Amazonは、出品した商品が売れる売れないに関わらず、毎月固定で発生する費用があります。
始めた直後のわたしは、リサーチや販売に時間がかかることも多く、売れ残る商品もたくさんありました。
その結果、Amazonの毎月かかる費用で利益がまったく出ずに赤字でやめてしまった経験があります。
商品数や収入が増加していないときにAmazonで販売しても固定費で利益が出ないケースの方が多いです。
メルカリでは、毎月かかる費用はないため、自分のペースでリサーチや在庫管理、売上管理を学べます。
また、メルカリのアプリは操作もわかりやすいため、せどり初心者の方におすすめです。
メルカリせどりを始めてみたい方は、プロフィールの作成のコツを解説している記事も合わせて読んでください。
プロフィールで商品の売れ行きが変わってきます。
メルカリせどりのメリット・デメリット
ここからは、メルカリせどりのメリットとデメリットを解説します。
- 参入障壁が低い
- 幅広い商品を販売できる
- メルカリのアプリ操作が簡単
- 商品数が多くなると、撮影や発送作業に時間を取られる
- 商品数が多くなると、購入後のやり取りや値下げ交渉に時間を取られる
- 商品数が多くなると、説明欄に商品情報を記載するのに時間を取られる
メルカリのメリットとしては、誰でも簡単に始められ、操作がシンプルなことです。
しかし、出品から発送までをすべて自分で行う必要があるため、商品数が増えると手間や時間がかかります。
せどりで収入を上げていくためには、仕入れる時間を増やし、作業を効率化していく必要があります。
そのため、収入と商品数が増加したタイミングで、作業を自動化できるAmazonで商品を販売する方が、収入を伸ばせるのです。
メルカリせどりを独学で始めようと考えている方は、「独学のメリットとデメリット」の記事も読んでみてください。
Amazonせどりのメリット・デメリット
ここでは、Amazonのメリットとデメリットを解説します。
- ブランド力が高いため、利用者数が多い
- FBAを活用すれば、梱包や発送作業を自動化できるため効率が良くなる
- 購入者とのメッセージのやり取りや商品説明を記載する必要がない
- 毎月かかる手数料があるため、商品数が少ないと利益が出にくい。
- 手数料形態が複雑なため、わかりづらい
Amazonはブランド力が高く、多くの利用者がいるため、商品が売れやすいです。
加えて、AmazonにはFBAサービスがあります。
- 商品の保管や梱包、発送作業をAmazoが代わりに行うサービスです。
Amazonに商品の保管や発送作業を代行してもらうことで、リサーチ時間を増やせます。
そうすれば、より多くの商品を仕入れできるため、収入アップが期待できます。
しかし、手数料形態が複雑なため、利益計算をした経験のない初心者の方だと利益が出ているのか判断が難しいです。
そのため、最初はメルカリでせどりを始め、収入と商品数が増加したタイミングでAmazonせどりを始めるのがおすすめです。
もし、Amazonせどりから始めたいと考えている方は、「Amazonせどりの仕入れ先」と「Amazonせどりに必要なツール」を解説している記事も参考にしてみてください。
Amazonとメルカリどっちが売れるの?
売れるプラットフォームは、Amazonになります。
理由としては、以下の2つです。
- Amazonのブランド力が強いため。
- メルカリの月間利用者数が2,200万人に対して、Amazonの月間利用者数は6,724万人と、3倍以上の利用数がいるため。
そのため、メルカリよりAmazonの方が売れやすいです。
ただ、メルカリでも工夫次第では、商品を売れやすくできます。
その方法は、こちらの記事で解説しているので参考してください。
販売費用はメルカリよりAmazonの方が安い?徹底比較!
販売費用が安いのは、メルカリになります。(※商品数や取り扱う商品によって異なる)
メルカリとAmazonの費用を画像にまとめました。
それでは、詳細な初期費用を解説します。
Amazonの販売費用
まず、Amazonの初期費用は、おおきく分けて以下の3種類に分かれます。
さらに、その3種類の手数料にも内訳があります。
以下がAmazonで販売にかかる手数料です。
- 基本手数料(大口出品/小口出品)
- 販売手数料
- 成約料
- 大量出品手数料
- 配送代行手数料
- FBA在庫保管手数料
- 長期在庫保管手数料
ここからは、各手数料の詳細な金額を解説します。
まずは、初めに基本手数料から解説していきますね。
手数料①:基本手数料(大口出品/小口出品)
AmazonFBAの基本手数料は、2つのプラン「大口出品」と「小口出品」のどちらかを選べます。
大口出品と小口出品の基本手数料とサービスの詳細は、以下の画像をご確認ください。
2つのプランを選ぶポイントとしては、出品する商品数が49品以上であれば、大口出品がおすすめです。
小口出品で49品以上の商品を販売すると、基本手数料が大口出品と同じになるからです。
さらに、大口出品の大きなメリットは、「ショッピングカートボックス」が利用できることです。
この機能が無いとAmazonで商品が売れにくくなります。
ショッピングカートボックスとは、画像の右側の購入ボタンにあなたが出品した商品が表示される機能です。
こちらの機能を活用すると、ライバルよりも先に商品が優先的に販売されます。
そのため、小口出品ではなく、必ず大口出品を選んでください。
手数料②:販売手数料
販売手数料は、商品が売れたときにAmazonに支払う手数料のことを言います。
最初に解説する販売手数料ですが、商品のカテゴリーによって、手数料のパーセンテージが違います。
商品カテゴリー | 販売手数料の割合 | 最低販売手数料 |
---|---|---|
家具 | 商品1点あたりの売上の合計が750円以下の場合は商品代金の5% 商品1点あたりの売上の合計が750円を超える場合は商品代金の15% | 30円 |
シューズ | 7,500円以下の部分:12% 7,500円を超える部分:6% | 30円 |
小型家電・大型家電 | 商品1点あたりの売上の合計が750円以下の場合は商品代金の5% 商品1点あたりの売上の合計が750円を超える場合は商品代金の8% | 30円 |
おもちゃ・ホビー | 商品1点あたりの売上の合計が750円以下の場合は商品代金の5% 商品1点あたりの売上の合計が750円を超える場合は商品代金の10% | 30円 |
本・CD・DVD・レコード | 15% | なし |
Amazonデバイス | 45% | 30円 |
出品する商品の手数料をチェックしておかないと、赤字になる可能性があるから注意しよう。
手数料③:成約料
Amazonで商品が売れた際にかかる費用の3つ目は、成約料です。
成約料を表にまとめましたので、ご覧ください。
商品カテゴリー | 成約料(日本) |
---|---|
本 | 80円 |
CD・レコード | 140円 |
DVD・BD | 140円 |
ビデオ | 140円 |
手数料④:大量出品手数料
Amazonで商品が売れた際にかかる費用の4つ目は、大量出品手数料です。
この手数料は、出品する商品数が増えることにより、発生する手数料になります。
手数料のかかる条件 | 手数料 |
---|---|
300万点の商品を出品 | 50,000円 |
手数料⑤:配送代行手数料
配送代行手数料は、Amazonが代わりに商品を配送する手数料のことです。
配送代行手数料の費用は、サイズによって異なります。
サイズと料金を表にまとめたので、ご覧ください。
サイズ区分 | 寸法・重量 | 価格1,000円以上 | 価格1,000円以下 |
---|---|---|---|
小型 | 25 cm x 18cm x 2.0cm以下、250g以下 | 288円 | 222円 |
標準 | 35cm x 30cm x 3.3cm以下、1kg以下 | 318円 | 252円 |
標準 | 20㎝以下、2kg以下 | 413円 | 347円 |
標準 | 30㎝以下、2kg以下 | 434円 | 368円 |
標準 | 40㎝以下、2kg以下 | 455円 | 389円 |
標準 | 50㎝以下、2kg以下 | 465円 | 399円 |
標準 | 60㎝以下、2kg以下 | 485円 | 419円 |
標準 | 80㎝以下、5kg以下 | 514円 | 448円 |
標準 | 100㎝以下、9kg以下 | 603円 | 537円 |
大型 | 60㎝以下、2kg以下 | 589円 | 523円 |
大型 | 80㎝以下、5kg以下 | 712円 | 646円 |
大型 | 100㎝以下、10kg以下 | 815円 | 749円 |
大型 | 120㎝以下、15kg以下 | 975円 | 909円 |
大型 | 140㎝以下、20kg以下 | 1,020円 | 954円 |
大型 | 160㎝以下、25kg以下 | 1,100円 | 1,034円 |
大型 | 180㎝以下、30kg以下 | 1,532円 | 1,466円 |
大型 | 200㎝以下、40kg以下 | 1,756円 | 1,690円 |
特大型 | 200㎝以下、50kg以下 | 2,755円 | 2,689円 |
特大型 | 220cm以下、50kg以下 | 3,573円 | 3,507円 |
特大型 | 240cm以下、50kg以下 | 4,496円 | 4,430円 |
特大型 | 260cm以下、50kg以下 | 5,625円 | 5,559円 |
手数料⑥:FBA在庫保管手数料
FBA在庫保管手数料は、Amazonの倉庫に商品を保管するための手数料です。
商品のサイズと保管日数に応じて金額が変動します。
こちらが「服&ファッション小物、シューズ&バッグカテゴリーを除く」の在庫保管手数料です。
こちらが「服&ファッション小物、シューズ&バッグカテゴリー」の在庫保管手数料です。
手数料⑦:長期在庫保管手数料
長期在庫保管手数料は、1つの商品を1年以上Amazonの倉庫で保管するとかかる手数料です。
料金の計算方法は、以下になります。
売れづらい商品を仕入れると、追加費用がかかるため、回転率の高い商品を仕入れることが重要だね。
メルカリの販売費用
ここからは、メルカリでの販売費用をお伝えします。
メルカリの販売費用は、以下になります。
メルカリでは、全商品の手数料は10%となっているため、Amazonと比べてわかりやすいです。
送料は商品サイズや発送方法によって異なります。
送料の詳細な費用は、こちらの画像をご覧ください。
ここまで、記事を読んでメルカリせどりを始めようと考えている方は、初心者のよくある失敗も知っておくと同じ失敗を回避できます。
こちらの記事も参考にしてください。
まとめ:せどり初心者はメルカリから始めて売上アップ後にAmazonへ!
本記事では、せどり初心者におすすめなプラットフォームは、Amazonとメルカリのどちらなのか解説しました。
記事の内容を以下にまとめました。
- せどり初心者の方は、メルカリから始めて収入と商品数が増加したタイミングでAmazonを利用することがおすすめ。
- 理由①:メルカリはAmazonよりも幅広いジャンルの商品が販売できるため、不用品を販売して経験が積める。
- 理由②:Amazonは、メルカリよりも費用がかかるため、販売している商品数が少ないと利益が出にくい。
- 理由③:商品数が多くなった際、AmazonのFBAを活用すれば、作業が効率化できる。
上記の理由からせどり初心者の方は、まずメルカリで不用品を販売し、経験を積んでいきましょう。
せどりに慣れてくれば、仕入れる商品数が次第に多くなってきます。
商品数が多くなると、その分梱包や発送時間も比例して多くなるため、作業時間の効率化が必要です。
そんなときに、AmazonのFBAを活用すれば、梱包や発送作業を自動でやってくれます。
この記事を読んでせどりを始めようと思った方は、メルカリのアプリをインストールしてみましょう。
アプリをインストールした方は、次にメルカリせどりのおすすめツールをチェックしてください。